詩みたい

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あなたと 別れて3年経ちました 僕の携帯には楽しかったメールのやり取り、笑顔で微笑む君の姿そしてアドレスまだ残ってるよ 告った時はドキドキ💓不安が混ざり合って うまく言えてなかったね笑 けれどOKもらった時はさっきまでのものが嘘のように消えてった 毎日一瞬一秒 隣に居れるのが誇らしくて 自慢ばかり そんなお前は恥ずかしいと照れながらも笑ってくれた 手つなぎデート、夕日を背にしてファーストキス…下向く君が『有難う』俺にとっては初めてだらけの事で対処もわからず お互い焦ったね 二年目の記念日 車の中で渡したリング『幸せにするから、これからもよろしく』と誓った言葉 涙流し震える声で『こっちこそ。その倍するからね‼もし…』何か言おうとおもった唇に唇を重ねて笑った時 何もかもが順調だったと思っていたけどやはり来てしまった…その日が 昼間に鳴った携帯 『もしもし鷹やけど』 『鷹…話があるの』 いつもとは思えないほどの低い声 『何?早くいえや』 『別れない?』 言われた瞬間全部が真っ白く凍り付いた 『私ね好きな人ができたんだ』 『どうしてや 俺じゃ幸せで無かったんか?何で?』 『違うよ 十分幸せだったよ けれどねありすぎて困っちゃたん』 『そんな…』 何分かの無言 『わかったよ 幸せになれよ もうこんなことがないように』 『鷹ごめんね そして有難う』 『こちらこそ 3年間有難う』 プープー" 電話が切れた 俺はソファーに倒れ込み半日以上泣き続けた 涙は泣いても泣いても出てくる 枯れない滝のように 仕事も入らず 怒られてばかり 君に渡したいものがあるし 話たいこともある あげたリング…もう捨てたよね? 心に空いた穴は誰にも埋められない
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