消える思い出

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デンライナーに乗った良太郎達は改めて再会を喜びあった。 「久しぶりじゃねえか良太郎。元気にしてたか?」 モモタロスが力強く良太郎の背中を叩く。思わずよろめく良太郎をみて横から茶化すような声が割り込んだ。 「先パーイ、そんなに力強く叩いたら良太郎死んじゃうって」 青いイマジンウラタロスだ。その言葉に同意するかのように違う方向からも声が上がった。 「その通りやで。桃の字は力の加減ちゅうもんを知らんからなぁ」 黄色いイマジンキンタロスだ。
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