―第3章―

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夏の海 海を見つめて涙を流すキミを見て 僕はキミに恋をした。 事情を知らない僕は ただキミに肩を貸す事しか出来ない。 何かキミの役に立ちたい。 そう思った。 でも 『余計なお世話。』 その言葉が 僕の心に グサッと刺さった。 『ゴメン…』 それしか言えなかった。 その数日後 キミは崖から飛び降りて 死んでしまった。 結局、僕は キミに『ゴメン』しか言えなかった。 力になれなくて『ゴメン』 守ってあげられなくて『ゴメン』 溢れでてくるのは『ゴメン』という言葉だけ… ゴメンね… でも ありがとう。
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