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夏の海
海を見つめて涙を流すキミを見て
僕はキミに恋をした。
事情を知らない僕は
ただキミに肩を貸す事しか出来ない。
何かキミの役に立ちたい。
そう思った。
でも
『余計なお世話。』
その言葉が
僕の心に
グサッと刺さった。
『ゴメン…』
それしか言えなかった。
その数日後
キミは崖から飛び降りて
死んでしまった。
結局、僕は
キミに『ゴメン』しか言えなかった。
力になれなくて『ゴメン』
守ってあげられなくて『ゴメン』
溢れでてくるのは『ゴメン』という言葉だけ…
ゴメンね…
でも
ありがとう。
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