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はにかむように笑う顔も
タバコをくわえるその口も
僕に触れたその手のひらで
他の子の頭を撫でる
僕にだけ視線を向けて
携帯も タバコも 他人も
君には必要ない
鍵のかかった部屋で
君は一人で生きていくんだよ?
それが嫌なら、
殺してあげる
もう誰も映させない
君は何も見なくていい
何も聞こえなくていい
その綺麗な瞳から溢れた雫
もっと魅力的なのは
君の心臓から溢れた雫。
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