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１

'分かって欲しいようで
分かって欲しくなかったりする'

今の僕なら
同じことを思える
だから、
名前は書かないね

貴方と僕の
繋がりは何だろう？
僕ね、
貴方と出会った時のこと
覚えてないんだ

でもね、'友達になりたかった'
のは嘘じゃないの

僕何を考えていたんだろう
哀れな貴方を
助けたいと思ったのね

でも僕じゃ
あの人達の代わりには
ならないでしょう

貴方の視線の先、
いつもみんな笑ってた

'幸せ'が理想？
ただ見てるだけ？

昔僕が大好きだった人が
僕に伝えてくれた

'君が１人で歩き出せないなら
私が君を引っ張ってあげる'

もうここには居ないけど
その人の言葉は、僕に届いた

だから僕も貴方に伝えたい

言いたいことは
いっぱいあるけど
きっとまた長くなるから

一つだけね

脆くなった鎖はね
もう取り外そうか

今度はね
丈夫な紐を繋ぐから

紐が千切れたら今度は
丈夫な糸を繋ごう

糸が千切れたら

今度は僕らの手を繋ごう

繋いだ手を離さないように
僕は貴方を引っ張って行くから

たまに振り回すけど、
いつも笑っていよう

貴方が辛くなった時は、
ちょっとだけ立ち止まって
その涙を拭いてあげるよ

ゆっくりで良いから
僕と一緒に進もう？

いつか貴方が
僕から離れて行く時は
笑顔で見送ってあげるから

今はもうちょっとだけ、
僕の手を握ってて。

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