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侑李「いたたた~…。」
気が付くと僕は,さっきと同じ場所に倒れていた。
あれ…?
さっき僕,誰かに背中を押されて..
それで,不思議な穴に堕ちちゃって..
なのに,どうして同じ場所にいるんだろう?
そう思ったら,なんだか急に怖くなった。
?「怖がらなくもいいんだよ。」
侑李「だ,だれっ!?」
だれかいるみたいだけど
柱の影に隠れているため
だれなのか分からない…
こつこつ。
こつこつ。
その人(?)は少しずつ僕に近づいてくる。
こつこつ。
こつこつ。
?「声で分からない?」
…そういえば,この声。
侑李「涼介っ!」
僕は,涼介の体を
ぎゆっと抱きしめた。
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