序章:朝

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母「健、早く起きなさいよ。」 健「分かったよ。今起きるから。」  重い体をゆっくり起こし、眠い 目をこすり部屋を出た。  俺の部屋は家の二階の隅にあ る。  もう一つ部屋があるが、それは 姉の部屋なので入る事は出来 ない。 母「もう朝ご飯出来てるわよ。着 替えていらっしゃい。」 健「うん。」  歯ブラシを片手に着替えてい たがウトウトしていて転びそ うになった。  なんとか着替えて食卓につい た。 健「いただきます。」 母「どうなのよ、勉強は?」 健「うん順調だよ。」  こんなもの嘘っぱちでしかな い。 健「いただきます。」
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