沼への誘い

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「もう少し一緒にいたいから、七海さんの家に入れてもらえませんか?」 (付き合ってもないのに、どういうつもりなんだろ。さっき、私のことが好きって言われたけど…ドライブは楽しかったけど、彼氏いるし。。。) いくら、あまり愛情を感じない人間でも、彼氏は彼氏。 しばらく続いた沈黙の末。 「ごめんなさい、家にはあげられないです。彼氏もいますから。」 と、冗談とも本気ともとれる河田の誘いを彼女は断った。 そのまま、終わっていたらよかった…。
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