沼への誘い
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どのくらい経っただろう。 車道を走る車の数は、時間を表す様にさらに減っていた。 「ドライブに行きたい。」 会話をきっかけに河田が言った。 時計を見ると、夜中の3時をまわっている。 明日も夜勤のため、時間には余裕があった。 愛車のスポーツカーが、紗耶の一番の自慢だった。 愛車の話題で盛り上がり、誉められた愛車をただただ自慢したいために、ドライブに行くことにした。
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