消しゴムのヒロシくん

思わず固まっていると声の主はまだかまだかと叫び続けている。「ここやっちゅうとんねん！ここ！！あんたの茶色のワンピースの下に埋もれとんの！はよ助けんかい！」怒鳴り声に思わずムカッときたあたしは言われたように脱ぎ散らかした茶色のワンピースの元へ歩いた。そして勢いよく布をめくると… 本当に、あたしの消しゴムがあった。いや、居た。 .

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