日常

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俺の家は1階建ての普通の 民家だ 昔はよく2階建てに 憧れたものだ まぁ小5の頃に晴の家で 階段から転げ落ちてからは 思わなくなったが 俺はドアを開けて 家に入った 「ただいまー」 「あぁ優クン おかえりなさーい」 そういって俺を出迎えて くれたのは俺の姉 雪[ユキ]だった 腰まである黒のロングに ほんわかとしたオーラ アレ以外は 俺の自慢の姉だ 俺はわけあって 俺と姉だけで暮らしている 訳といっても両親が二人とも 転勤がすさまじく 唯一姉だけが固定された 職場だったと言うこと だけなのだが 「優クン もう晩ご飯出来てるよ~」 「わかった、着替えたら すぐ来るよ」 そういって俺は 自分の部屋へと向かった
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