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「あれ？でも美里さんって、会社のイケメン年下くんと付き合ってんじゃなかったっけ？」
痛いところを武志が突いてきやがった。
武志は光太郎や俺とよく飲みに行くから、この辺の事情に割りと詳しい。
チクショー、やっぱあんまり余計な事は話すもんじゃねぇな。
俺がそんな事を考えて黙ってビールを飲んでいると、光太郎が再び笑い声を上げた。
「だから、啓太はそれに横恋慕したんだって」
横恋慕って、おい…。
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