両親の死

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とても優しく明るい父と母に愛され育てられ幸せだった。 一人ぼっちになってしまった私は母の最期の言葉を思い出す… 母は私に何を言いたかったか…? すぐに答えは見つかった… 『いつも優しく明るい生きて欲しい』 そう… 私に今まで教えてくれたすべてを自分のものにして生きて行かなければ… 両親との楽しかった思い出と一緒に涙は胸の奥底にしまい込む 火葬場の煙りの行方を追いながら決心した。 本宮さやか13歳の夏が終わりを告げた。
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