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「す、すみませ~ん。大丈夫ですかぁ?」
パチッ!
「大丈夫なわけあるかぁー!って、お前がぶっ飛ばしたんじゃろがコレッ!!」
目を見開いた瞬間、怒鳴りながらめり込んでいる顔を指差すおじさん。
って、地面の次は顔めり込ませてるし。どんだけめり込むの好きなんだよ。
「あ゛あ゛!?めり込むのなんて好きなわけねぇじゃろ!!っていうか、どんな趣味じゃそれ!それにコレは君のせいじゃって!!」
「えっ!!口に出てました!?すみません!すみません!」
「まぁ、いいわい。君、中村 圭君?」
落ち着きを取り戻したおじさんが僕に尋ねる。
「何で僕の名前知ってるんですか?」
それに何で、そんな喋り方するんだろ?
マンガとかでよく見る仙人とか気取っちゃってんのか?
その格好でそんな喋り方してたら、マジでヤバくね?変態じゃね?
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