E14「お酒は二十歳になってから!」

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萃香は徐々に縮んでいった。 普通の大きさまで戻った萃香に、パチュリーはカードを当てた。 「みんなお疲れ様。たまにはみんなでやるのもいいわね」 「そうねパチェ、またやりましょうか」 そう言うと、みんな消えていった。 「結局勝てなかったかぁ」 紫は残念そうに嘆いた。 「なんだ紫、まだやるのか?」 「そうね…たまには戦おうかしら」 紫はそういうと空間からゆっくり出てきた。 「結界…夢と現の呪!」 紫が両手を伸ばしてそう叫んだが、特に何も起きなかった。 「なんだ?はったりか?」 「ふふふ…戦うって言ってもやっぱり何かに頼るのよね」
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