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【清算済み】では、あるが、値札やレシートを捨てたのは間違いだった。
おば『ほら、こんなに出てきた。これは、この値札、これは、この袋、ころは、この…』とパズルか何かを作るように笑顔で商品と値札、袋合わせを楽しんでいたのだ。
責『これが、はじめてか?免許証はあるか?よこせ。警察に連絡するからな。』と早口で喋る。
私『とりあえず、やってないものは、やっていないし、免許証を出しても不正はしてないし、警察を呼ばれても、無実は無実。』そう思い、免許証を渡した。
責はコピーのためか、外へ出た。
すると、おばさんは、とんでもない事を言い始めたのだ。
おば『このリップも、ファンデーションも、鏡も、クシもそうだろ?』
と、あり得ない事に、私の私物をまでも万引きしたものだと言い出したのだ。
もちろん、私は全力で否定。
私『それ、粉々になってますが、私物です。リップもクシも、鏡も私物です。なにより、商品は全て【清算済み】で、レシートは値札と一緒に捨てましたが、値札と一緒になっていませんでしたか?ありましたよね?レシート』
やっと、否定できた。パニックになっていたのもあり、このように、スラスラ言えたわけではないが…
すると、おばさんは、ニヤリと不吉な笑顔を私に見せたのだ。
おば『あぁ、あったかなー?値札を丁寧にくるんであった物もあったが、あれはレシートだったなー。誤認になるから、あえて拾わなかったんだよ!!こっちは、誤認で補導なんてバレたらクビになる。レシートなんて拾うわけないだろ?もう、清掃が持っていった時間だから、館内のゴミは一つになり、そこから、貴方のレシートを探すのは至難の技だね』
こう、言いはなったのだ。
しばらくして、責登場。
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