第十五章 文化祭の嫉妬

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「じゃあ先生、私も失礼します。」 僕と先輩は2人で美術室を出た。 「ねぇ、智也。」 「はい!」 「文化祭が終わったらあの絵、私にちょうだい。」 「あ…すみません。あの絵は文化祭の後で全国コンクールに出すんです。ですからそれが終わるまで待っていてもらえますか?」 「全国コンクール!?凄いじゃん!」
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