第十五章 文化祭の嫉妬

11/27
前へ
/588ページ
次へ
「そんなこと理由になるかよ。試験のとき散々世話になってるんだから深井のこと応援しろよ。」 「はいはい。あーあ、じゃあ俺は弘美かくるみと付き合うかな。」 田口が言うとテーブルで焼そばを食べていた弘美ちゃんとくるみちゃんが吹き出した。 「なにふざけたことほざいてるんですか!?」 「訴えますよ!!」 2人のあまりの拒否反応に田口は引きつったまま固まってしまった。
/588ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6508人が本棚に入れています
本棚に追加