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結局、桔平君の家に4人で行くことになった。
「アンダーギーないッすか。」
彼氏はまだアンダーギーを食べたがって、ばぁに大笑いされた。
ウチ達3人は恥ずかしくて彼氏をツっこんだ。
ばぁは大笑い、桔平君も大笑いだった。
ご飯をどうぞご一緒に、と誘われたので、桔平君の家族とすっかり仲良くなったウチ達は御馳走になった。
桔平君の家族は、ばぁ・お父さん・お母さん・弟2人・妹1人・犬2匹という大家族で、みんな明るかった。
沖縄料理はおいしかった!
夕飯の後ばぁと桔平君の妹と一緒にアンダーギーを作った。
勇太は桔平君と弟さん2人とバスケの話で盛り上がったし、お姉ちゃんと彼氏は、おじさんおばさんとお酒やら沖縄の三味線で盛り上がってた。
ばぁと妹さんと、材料を丸めてると、ばぁは急に沖縄の方言で話し始めた。
ベラベラと、聞き慣れない英語の授業みたいに頭に入らない方言だった。
全く聞き取れない。
「え?え?」と戸惑ってると妹さんはコッソリ「後で教えてあげる。」と耳打ちしてくれた。
その日は、凄く賑やかな夜だった。
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