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でも、その我慢もあと少しだけで終わる。
三日後には、あなたとのデート。
だから我慢してる。
でも、会いたくて会いたくて仕方がない。
私はこんなにもあなたが好き。
そんなことを考えていたら、今日も眠れなかった。
不眠は美の大敵。あなたに釣り合うためにも美しくいなくてわ。
「………あっ!」
思わず声をあげ、赤面した。
彼と目があったからだ。
会えなくても近くにいたいから、私は彼のマンションの隣のマンションに住んでいた。
しかも、私の部屋から彼の部屋は丸見え。だから時々彼はこちらを見てくれる。
今は深夜で、二人とも起きてる確率なんて低いのに、わざわざ私のために起きていてくれるなんて…
優しい、自慢のあなた。
そんなあなたと愛し合えて私はなんて幸せなんだろう…。
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