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たどり着いた部室は、想像以上にボロいわ古いわ。
なんか不気味……人いるのかなあ。
ノックしたら返事が帰ってきたので、勇気を出して入ることにした。
「失礼し、ま……」
窓に背中を向けて立つ人影。
逆光を受けて、そこにいたのは。
「入部希望……では、ないようだな」
呟いた唇は薄く、きれいな形。
大きくて意思の強そうな目は、長い睫毛に囲まれて。
艶やかな黒髪のショートカットがよく似合う、びっくりするくらいの美少女だった。
うわあああ芸能人?!顔ちっさ!目えデカ!!足細っ!長っ!色白っ!!
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