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3階の途中で
もう薄暗い2階の階段の踊場で3階へ向かう時
久美子は…3階から重く生温かい風を感じた
何で!あの子は帰宅しないんだろう!?
もう…こんな時間なのに…?
何かいつもと違う廊下の重い空気に久美子は胸騒ぎを覚えたが…
3階への階段を上って行った
そしてあの女子生徒のいる普段は自分の教室へ向かった
時刻は20時10分
既に日は暮れて
教室や廊下は薄暗くなっていた
階段の非常灯だけが
不気味に光っていた
久美子は「早く!このストラップ渡して帰宅しなきゃ!」
そう思い教室のドアを開けた
すると!
そこには!
窓の枠に両腕を乗せた
上半身しかない!
女子生徒が上半身を椅子の上に乗せ!校庭側を見ていた!
どう考えても…この世の物ではないと直ぐに感じ!
「キャーァ!」久美子は思わず叫んだ!
すると…その女子生徒は
ゆっくりと振り返って言った…「フフフ…持って来てくれたんだね…フフフ…でもね…私が欲しいのはね…あなたの~その両足なんだよ!」と奇っ怪な笑みを浮かべた
その表情は先程下から見た女子高生ではなく!暗闇に浮かぶ…青白いな顔…白目の部分は真っ赤な血の色だった!
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