隣のひと

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隣のひと

ふぅ~ てか先生遅くない!? 亜美と 喋れるからいーけどさ。 隣のひとも いないし。 「にしてもシオンと同クラとか超ラッキーだよね♪」 亜美がいきなりシオンの話をしだした。 「何で?」 「だってシオンだよ!?同クラてことは関われるってことだよ!?」 「は?関われることが嬉しいの?」 亜美の言いたいことがサッパリ分かんない。 「んもぅ。柚姫はカワイイからわかんないのかなぁ?」 むすぅ~っとしながら言ってきましたけど… 「なあにぃ?俺の話でケンカ?」 にこっとしながら やってきた噂のシオンさん。 「シオンくん!?」 驚く亜美。 「盗み聞きとか趣味悪いですね♪」 にこり と笑いながら言ってみた。 「盗み聞きっていうか聞こえる距離だから」 そう言いながら 座ったのは…あたしの隣。 「えっ!?まさか…」 「これから隣よろしくね♪柚姫ちゃん♪」 まぢですか☆… あぁ… 女の子たちの視線が痛いのです…。
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