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どうしたら
あの子が俺に興味をもってくれるのか…
そんなこと
わかるはずも無かった。
低学年のくせに
やたらとモテていたし俺自身が女の子を好きになるのが初めてだったから…。
「ねぇ?名前なんていうの?」
隣から
声がした。
あの子が俺に話しかけたんだ。
「…聞いてる?」
「あっ!ごめん。何?」
めちゃめちゃ
テンパった!
「ふふっ☆名前!何て言うの?」
その笑顔にすら
ドキッとした。
「シオン…です!」
「シオン?よろしく」
にこっと微笑んだ。
「君は…?」
…そこで目が覚める。
誰なのだろう…。
きっと
こんな夢を見るのもあの女のせいだ。
…桜川 柚姫。
どこかで
あった気がするんだけど…
思い出せねぇ…
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