派閥の誕生

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マサミチが教室を出てから、暫く沈黙が続いた。【 解らない 】多分、それが正解であり此処にいる全員が心の何処かで思った事だった。ただ一人マサフミを除いて…『アキオはユウスケ側につく』タカヒロは重い口を開き、皆に伝えた。『明日からユウスケ側の奴らとは仲良くすんなよ。あいつ達は敵だかんな』 マサフミはそう言うと教室を出て行った。タカヒロ・イクミは後を追う様に教室を後にした。『敵ねぇ!?』アキラはそう言うとランドセルを持ちケンイチと共に教室を後にした。
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