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俺は続く溜め息を押し込むように止めた。
これで幸せが一つ逃げるなんて嘘だ。
今の俺は逃げる程の幸せを持っていない。
関係ない。
なので…
「ハァァァァァァァ………」
渾身の溜め息と‐‐
‐‐パパウパウパウ!!
波紋をおびた屁を自分に捧げてみる。
全てを吐き出す事で逆に気分をスッキリさせた。
俺の溜め息と屁なんて安いもんだろう。
きっと砂漠にある砂、一粒の価値もない。
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