戦ったのか?

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翌日、いつものようにかおりの部屋に行き、昨日久留間と酒を飲んだことを話した。しかし、肝心のことは聞けなかった。もし、久留間が言ったことがすべて本当なら。こう考えると聞く勇気がでなかった。そうこうして酒を飲んでいると電話がなった。かおりは電話に出て、話していたが、「うん」とか「ううん」とか曖昧な返事しかしない。誰からだろう、と考えていると「ねえ、今から出かけていい?」と聞いてきた。とっさには理解できず 「は?今から?」もう夜の11時くらいだ。 「駄目?」 「いや、いいけど」 かおりは「うん、じゃあ15分後に」といって電話を切った。俺は誰からか聞こうとして、かおりの顔を見ると、かおりは目をそらす。久留間からだと思いあたった。ここでやっと昨日の久留間の話をすることを決心した。
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