第六章 東の離宮

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「アメリアさんはおしゃべりがあった方がご飯が美味しいですか?」 エルの言葉にアメリアはくびをかしげてからうつむき、ささやくような小さな声でつぶやいた。 「分からないけど…今は折角だからあなたのことが聞きたいわ。」 エルはか細い声を聞き漏らすまいと息を殺していたが彼女の言葉を聞き取ると少し考えてから口を開いた。
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