最 終 章

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                            聴聞員 『こりゃぁ…    取り消しは免れんですな』                                 ボクのわずかな希望の炎は消えた       聴く聞く会と書いてチョウモンカイ。   ボクは言い訳を言うチャンスすらありませんでした。   『なぜ言い訳を聞いてくれないんですか?』   この質問には答えてくれました。      『この場で点数が戻ってくると言う人はですね、あの-、言うならば、間違って取消しの扉を開けてしまった人のようなケースだと、まぁ-取消しにならない事が考えられます。 アナタの場合はね、免許を取ってから今日まで取消しへの階段を登ってきたようなケース。いわゆるコツコツタイプの人は…以下省略』           このオッサンとこれ以上会話をするのは困難だと判断したボクはさっさと帰りました。  
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