ジャイアニズム

5/7
前へ
/52ページ
次へ
俺、殺されちゃうのかな? 漠然とそんなことを考えていた。 ただ、玲汰が心配だっただけなんだ そんなに怒らないで 信じてよ 麗だけなんだよ 遠退く意識の中で暖かいものが頬を伝うのがわかった。 気持ち悪いほどに感情が絡み合った一筋の涙。 その中でたったひとつ ブレずに感じていた気持ち 『好きだよ。』        
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

304人が本棚に入れています
本棚に追加