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「あの手のかかる生真面目たちは、朝から仕事に行ってしまってるし……。なんでみんなこんな素晴らしい日を満喫できないのかしら」
オルタナティアは、現在が昼をかなり過ぎていることに、気付かないふりをした。
いちいち気にしていたら、1日などすぐに過ぎてしまう。
「休息日には、きちんと睡眠時間を取るべきなのよ。リーザロッテも、アンドレアもちゃんと睡眠とっているのかしら?」
オルタナティアが、リーザロッテと呼ぶ少女は、生真面目にも執行者の仕事をこなすために朝早くから出かけている。
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