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「好きです!!付き合ってください!!」
…俺はいきなり告白されて驚き半分、嬉しかった。
俺もずっとこの子が好きだったから。
てか何これ?
1ページ目から訳がわからない。
俺の心の声も意味わからない。
とにかく時間を遡っていただこう。
俺は多嶋彰(タジマ アキラ)。
至って普通の高校2年生。
いや、普通じゃないな。
だってさ………
「キャー!!多嶋様よー!!」
「嘘っ!?」
「キャー!!本当だー!!」
朝からすごい。
てか毎朝教室に入るたび悲鳴をあげるのはよしてくれ。
クールを装ってはいるが、結構傷ついてたりするんだぞ。
「はぁー…」
「よっ、彰」
「京次、おはよ」
「朝から人気だな。俺より多いじゃん、いつも」
こいつは佐仲京次(サナカ キョウジ)。
中学の頃からの親友だ。
今日もこいつの嫌みを聞いて始まる。
「嫌みはよせよ。お前は好かれてるけど、俺は怖がられてるんだ。小学生の頃から人気者だったお前にはわからないよ」
「じゃあ試してみようぜ」
そう言うと京次は女子が集まっている場所に向かって、手を振った。
「「「ッキャー!!!」」」
お前はイケメンだから余裕だろ?
「ほら、彰も」
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