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はぁ―…
はぁ―…
しばらく走り10分くらいだろうか。
時刻は夜になっていた。
哲也の頭の中は…威流の事がぐるぐるまわっている。
「…くっ…」
…落ち着け、落ち着け。
冷静に考えてみる。
威流の破裂の原因。
「……ぁ…」
そう。
『あの時』俺を威流が助けたからだ。
だが、哲也は今まで知った事実や体験などに照らし合わしてみたが、やはり人体が爆発なんてまずあり得ない。
…いくら何でも、いきなり過ぎるではないか。
哲哉はそんな混乱の中、奥の人の影を見つけ、その場へ急いだ。
威流…game over
哲也…game clear
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