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「なんだ…ここは…?」
倉庫だろうか。
ICBM・Ⅳや、VSBMやら、ロケット状の形をした何かがある。
「ICBM…」
そう口に出したのは麗である。
「ICBM…って大陸間弾道弾よね?」
「…そうなのか?」
「VSBMは知らないけど… 英語表記によると『対 惑星用レジウム核爆弾』と書いているわ」
「…???」
「あなたの後ろの戦闘機…あれも色彩効果を消し、超ステルス機能搭載の爆撃機B―589と書いているわ。隣はF―105戦闘機…だって。こんな戦闘機見たことない…」
「…What!?」
やけに詳しい。「父親が自衛隊だから」で、笑って済ませているが…………俺は頭を悩ませた。
いつの間にか麗が出した結論として出したのはここは未来の世界らしい。
信じられない様子の隆斗はその場でさらに頭を抱え込んでいた。
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