『未来迷宮』 ~隆斗と麗~

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爆風と共に、ドアが吹き飛んだ。 「…これで出られる筈ね。行きましょう。」 そういわれると銃と「ナビバングル」という物を渡された。 「パソコン情報によると、コレはどんな場所でも周りを感知するナビゲーションシステムらしいわ。一応持っておきましょう。」 …未来は便利な機械が出来るようだ。 自分には関係ない話だが。 「この銃は?」 「現代の銃よ、未来の銃は何があるか解らないし。一応護衛用。 それは『キンバー・E(エクリプス)・C(カスタム)Ⅱ』よ。私も一応『スタームルガーPC9』を持っていくわ。」 …やけに詳しい麗。 …護衛用にもっていくのは賛成だ、と確信する隆斗は外へ出る。 「他の奴らはどうなんだろうか。」 …そんな事も隆斗は考えていた。
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