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「ハリー、親方、こんにちわ!」
「おぉ!アリスじゃねえか!…猫もいるのか…」
「親方ぁ…あっ!アリス!ちょうど良いところに!」
「どうしたの?」
大体分かるけど、いちよう念のため。
「お腹が空いてたんですぅ…」
「私は食べさせないからね!」
「アリスぅ!せめて指一本で良いですからぁ!」
「食べられたいかい?」
チャシャの口はさらににんまりする。
「お、親方ぁ!」
駄目ね、ハリーには聞いても意味無さそうだし…、親方に聞いておこう。
「親方?」
「なんだ?アリス」
「私の宝物、見なかった?」
「さぁ、知らねえな」
「そう、ありがとう、ならいいの」
「用は済んだかい?」
「うん、終わったわ」
「じゃあね、ありがとう」
「アリスに変なこといったら、食べるからね?」
そういって、ハリネズミ達とわかれた。
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