第三章

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俺は泣きながら帰った。 あほみたいに泣きながら。 無限大におった皆の優しさに感動した。 (あぁ…皆も井本にあんな優しさ持ってくれてたなんて…!) 俺はふと思い出した。 井本の葬式… 行ってない!! 早く準備せんな… 何年も着てない黒いスーツを引っ張り出して、 井本がくれたあのネックレスをつけて。 井本の実家へ急いだ。
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