感謝

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もうすぐ私は誕生日を迎えます。 ママが私を救ってくれた時と、同じ年齢になります。 それまでにこの小説を書き上げたくて チビチビ書き始め、やっと踏ん切りがつきました。 当時のママの気持ちが、今の私なら少し分かります。 かなり大きくなった子供の姿を見て この子の人生の十分の一は、ママに育ててもらったんだと 胸が熱くなります。 ママを思い出す時、ベビーカーを押す後ろ姿が目に浮かびます。 私はママに母性を求め ママは私に男を求めてたんだと 今の私には分かります。 ハルに会わせたかったなぁ。 きっと笑って、良かったね、と 頭を撫でてくれたでしょう。
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