新しい世界へ

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駅まで車で迎えに来てくれたさち。 化粧もせず、顔色が悪い。 会うといつもの明るいさちだったけど 私と目を合わせようとしない。 とりあえず近くのスーパーへ寄ってもらい、ジュースやお菓子を買い込んだ。 さちの自宅は、綺麗なマンションだった。 まだ新しく、オートロック式の高級仕様。 私が住んでる築35年のボロ団地とは、正反対… 実はさちは、金持ちだったんだなぁと感心しながらさちの自宅へ入った。
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