夢見る者は藁をも掴む

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  「あっ…んんっ!ふぅっ」     貪り合うような長いキスの後、彼女の耳元から首筋にかけて唇を移動させる。     「やっ…っ!んあっ、あぁ…」       胸の膨らみに手を延ばすが、彼女は腕を組み、それを拒んでいた。       そっと手首を掴み、頭の上へ避ける。   「そんなに…見ないで……」       「嫌だ」     形の整った綺麗なカーブを描く、その膨らみの先端に舌を這わせる。       「ひっ!やっ…やだぁ」       「もう無理。止まんない……」  
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