後悔先にたってくれ

5/14
前へ
/211ページ
次へ
  「はーい、王様の命令は絶対だからね!」   「拒否は受け付けませーん!」   「ギャハハっ!早くやれよ」           周りは面白おかしく葵ちゃんを囃し立てる。     すぐ側にいた奈美ちゃんは困ったような顔で、二人を見ていた。           ガタッ             「おい、やめろっ!」       葵ちゃんと男を引き離し、彼女を胸の中に素早く引き寄せた。             「こ、孝司さん、何で?……」  
/211ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4983人が本棚に入れています
本棚に追加