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私はトボトボと歩いてたら誰かに腕を捕まれた。
顔を見たら和也くんだった
和也「何、先帰ってるの⁉それに同窓会来ないんじゃなかったの⁉」
由佳里「すみません。私が居ると雰囲気を悪くするみたいなので帰ります‼」
そう言ってジュース代を渡そうとしたけど受け取って貰える様子がなく、私に触れられるのさえ嫌なんだと思い、お金をしまい、帰ろうとした。
和也「なんで泣きそうな顔なのに泣かないの⁉」
由佳里「誰かさんのせいで泣きたいのに泣けなくなったの💢」
和也「ゴメン。俺そんなに傷つけた⁉」
由佳里「はぁ💢自覚ないの⁉中学はパシリと教科書に落書き、上履きは隠す。体操着は男子トイレのゴミ箱に捨てるなどしたでしょ⁉」
和也「えっ、俺がしたのはパシリだけだよ。後は知らない。マジで‼」
由佳里「信じない‼」
和也「まーでも、やった奴は心当りあるよ。山下楓って居たじゃん⁉たぶん、そいつ」
由佳里「なんで山下さんが⁉」
和也「中1の時、告られた。でも、俺は断った。好きな奴がいたから。俺、言っちゃったんだ。好きな人の名前……………由佳里だって」
由佳里「えっ⁉」
和也「だから、たぶんお前の事いじめてるんだと思う。」
由佳里「高校に入ってもいじめ、あったよ。」
和也「山下は同じ学校で隣のクラスだ。」
由佳里「知らなかった⤵」
和也「今までゴメン。由佳里と喋りたくてパシリした。本当にゴメン。」
私は無言のまま帰った。
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