出会い ~満サイド~

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そうして僕と彼女は(友達として)付き合うことになった。 数分後… 満「実は、僕は、青海学院最弱と言われてるんですよ。」 円「そんなこと、言わなくても良いんじゃあない?」 満「結論を言うと、どうやったら強くなれるんでしょうか?」 円「それはねぇ……人それぞれだと思う。」 満「そうですよね…」 円「私って、なんでもできるって思われているようだけど、そんなことないんだよ。完璧な人なんて存在しないんだし。だけど、みんなに期待されてるから応えないと、なにもかも失ってしまいそうだから、頑張ってなんとかしてやり遂げちゃうんだー…そしたら、さらに難しい期待されちゃうんだー…それの繰り返しなんだー…家の中だとそうでもないけど、外ではそれだから疲れちゃった…あっ、こんなこと話すことないよね…」 満「そ、そんなことないです!」 円「そう…」 満「やっぱり一人の人間なんだなぁと思いました。なんなら、悩み事をいっぱい明かしちゃいましょう!」 円「クスクス…あなたっておもしろいわね。良いよ、どんどん明かしちゃお。」 満「はい!」
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