青年の1日

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少年は青年になっていた 青年の名前はカフカ 彼は今書斎のような場所で大きな椅子に座って、書類の山を片付けていた その量は全部積み重ねると20メートルはあるが、カフカにとってはとても簡単な仕事だったようで、僅か一時間ほどで書類の山を片付けてしまった すると今度、カフカは自分の居た部屋から出て、何処かへ向う カフカが歩いていると、そこにいた人はみんな頭を深く下げ挨拶をしてくる が、カフカはそれを手で制して 「みんな挨拶はいらん!! 各自、自分の仕事をしろ」 カフカがそう言うと、そこにいた人はみんな嵐の様にいなくなってしまう 1人取り残されたカフカは 「やれやれ」 と言って、ため息を吐き、奥の部屋へ行き 「転移」 と言って、消えてしまう
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