青年の1日

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カフカは 「転移」 と言って、オンボロな部屋に着いき、ソファーに腰かけ部屋の主を見る 「それでいったい何の依頼だ? わざわざキングダムに頼む依頼だ。 それも俺を指定するくらいの。 それなりの事だろうなカーダ」 「まぁそう気を立てるな。 お前を呼んだのはな、ダイヤモンドドラゴンが出てな。 それを討伐してくれ」 そう言った瞬間カフカの目の色が変わった 「何の冗談だ? ダイヤモンドドラゴンは、このあたりには繁殖期でも出ない筈だ。 おちょくっているなら帰るぞ」 「冗談でもお前をおちょくっておるワケでもない。 それに、そんな事のためにお前を呼ばんよ。 わしらは困っておるのじゃよ。 この依頼受けてくれんか」 そう言って老人は頭を下げた 「お前が倒せばいいだろカーダ」 「儂が今動けんのは知っておるじゃろ」 カフカは、それを聞いて思い出した様に頷く 「じゃから頼む。 ダイヤモンドドラゴンを倒して来てくれ」 カフカは少し考えてから 「いいだろうキングダムがこの依頼を引き受けよう」 そうカフカが言うと、老人は 「ありがとう」 と、嬉しそうに笑って言った
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