①痴漢

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「タケ~今日も遅刻したんだって~?」 ニヤニヤしながら話し掛けてきたこいつは、小さい時からの腐れ縁…古屋 幸(フルヤ ユキ)。 「まぁな…」 「でもよぉ~お前、いつも朝来んの早かったじゃねぇかよっ!急にどうしたんだ?」 毎朝、電車ん中で男にケツ揉まれて感じてます。なんて言えるかよっ!! 「…だから寝坊なんだって。最近、超おもしろいマンガ買っちゃってさ!おかげで寝不足だしっ」 わざとらしく、ふぁぁと欠伸をしてみる。 「そう?今度、俺にも貸してくれよな!!」 「おう!」 そう言って僕はその場を去った。そして、辿り着いたのは保健室。身体が怠いと言ってよく休ませてもらってるんだ!
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