集中豪雨の晩に…

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タクシーは ホテル街の中へゆっくり入り、 風間の指定した店の入り口で二人を降ろした。 美奈世は、 モウロウとした意識の中で 風間に抱えられ 部屋へ入った。 ドアが閉まるか閉まらないかの内に、 風間は右手で 自分のネクタイを手早く外しながら 美奈世を抱き抱えていた左手は 美奈世のスカートを捲くり上げ、 ショーツを引き下げながら その手を その指を、 敏感な部分に挿入したり 撫で回したり… 興奮を抑えようともせず繰り返していた。 ネクタイを外した後の右手は 美奈世のブラウスのボタンを次々と 手慣れた様子で外していき 肩紐を片方だけ外し、 こぼれ出た乳房を揉みほぐした。 元々 立っているのもやっとだった美奈世は 風間の激しい愛撫に恍惚とし、 何処へ我が身を預けていいのかも分からなかった。 支え切れなくなった風間は美奈世諸ともベッドになだれ込んだ。 風間は素早く身を起こし、 自分の着ている物を脱ぎ捨てた。
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