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やがて校門が遠目に確認できると、小松太一は眉を歪ませて──。
「ん………‥あれ」
「たっちゃん、どうしたの?」
「いや、あの校門とこで仁王立ちしてんの岩丸君じゃね?」
校門を指差すそこには服を着たゴリラがいた。
「げぇ! ガ、ガン先輩……」
「みぃ~やぁ~もぉ~とぉ~!!」
正に鬼の形相でズンズンと此方へと近づいてくる。
「……呼ばれてるぞ、ミヤ?」
「ホントダネ、ハハハ」
蛇に睨まれたなんとやら…‥。
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