悪魔の本

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ある雨の日だった。少年はうかない顔をしながら町の図書館に入った。普段は図書館など入ったりはしないが雨宿りと暇つぶしも兼ねてのことだった。中に入ってみると人は少なく貸し出しのおばさんも居眠りをしていた。少年は漫画でも読もうかと思ったが、せっかく図書館に来たのだからと小説コーナーに行った。
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