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告白
春休み。
もうすぐ中学3年に上がる時。
好きになって1ヶ月たらずであたしは告白を決意した。
そのことを親友の亜美(あみ)に話すと応援してくれた。
その頃バスケ部の後輩のマミとあたしが同じ相手を好きだということで仲良く話すことが多くなっていた。
マミは告白したけど断られたとあたしに話してくれた。
でも声をかけると話をしてくれる仲になれたと喜んでいた。
あたしは、マミにも告白をすることを話した。
するとマミが手紙を渡してくれると言い出した。
あたしは話したこともない彼をいきなり呼び出して手紙を渡すなんて出来なかったので悪いと思いながらも頼むことにした。
そして練習が終わった後、マミに手紙を渡してあたしはそそくさと帰った。(笑)
その場で返事を聞けなかった。
これほど緊張したことがないってくらい緊張してその場から早く逃げ出すことしか考えられなかった。
その日あたしは眠れぬ夜を過ごした。
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